今すぐ実践!この夏の冷房費を節約するワザ②

前回に引き続き冷房費を節約するワザについてお伝えしたいと思います。

まずはエアコンの無駄使いを減らすことを意識しつつ、エアコンの効率的な使い方を知ることで、
大幅な節約&節電が期待できますので、ぜひ参考にしてみてください。

すぐできる!冷房費を節約するワザ4

エアコンは自動運転にする

自動運転モードは部屋を効率的に設定温度に保つことができる機能なので、電気代の節約につながります。
電気代の節約のつもりで弱運転にすると、部屋の温度が上がるまでに時間がかかってしまい、かえって多くの電力を消費してしまう可能性が高くなります。

すぐできる!冷房費を節約するワザ5

エアコンの設定温度を見直す

冷房の設定温度を1℃上げると約10%の節電効果があるといわれています。
環境省は冷房時の室温の目安を「28℃」と推奨しています。

あくまで冷房設定温度ではなく室温の目安ですので、それを考慮してエアコンの温度設定をしてみましょう。
また、設定温度を下げるよりも風量を強くする方が電気代は掛からずに済みます。

すぐできる!冷房費を節約するワザ6

風向は上向きか水平にする

冷たい空気は部屋の下部に溜まるため、エアコンの風向きを上向きか水平にすることで、冷気が上から下へ降りながら効率的に部屋の温度を下げることができ、電気代の節約につながります。

すぐできる!冷房費を節約するワザ7

頻繁につけたり消したりを繰り返さない

エアコンは電源をつけた直後に最も電力を消費します。
頻繁につけたり消したりするとかえって電気代が高くなる可能性があるため、30分~1時間程度の外出であれば、つけっぱなしにしておく方が良いでしょう。

すぐできる!冷房費を節約するワザ8

フィルターを掃除する

エアコンのフィルターがほこりなどで詰まっていると性能が落ちてしまい、余計な電気代がかかるようになってしまいます。フィルター掃除するだけで消費電量は5~10%節約できるといわれています。できれば2週間に1回程度でフィルターのお手入れをするのが望ましいです。

フィルターのお手入れというとすごく面倒に感じてしまいがちですが、いつもの掃除機がけのついでにフィルターを外してついているほこりを吸い取るようにすれば簡単です。

すぐできる!冷房費を節約するワザ9

室外機の負担を軽くする

室外機の周辺環境が整っていないと、エアコンは本来持っている性能を十分に発揮することができないため、忘れずに点検や見直しをしてみましょう。

◎直射日光を避ける
夏は室外機を日陰に設置するか、植栽や室外機カバーなどで日よけをつくり、室外機に直射日光が当たらないようにしましょう。

◎室外機の吹き出し口を塞がない
室外機の吹き出し口や吸込口周辺に物を置いてしまうと、空気の循環がうまくできず熱交換器の効率が下がってしまいます。
周囲に物がある場合は配置を工夫したりして塞がないようにしましょう。

すぐできる!冷房費を節約するワザ10

部屋の湿度を下げる

「湿度が10%下がると体感温度は1℃下がる」といわれています。

湿度を下げる(上げない)には次のような方法があります。
・こまめに換気する
・エアコンの除湿機能を使う
・部屋の広さに合った除湿器を使う
・洗濯物の室内干しをしない
・サーキュレーターで空気を循環させる

エアコンの除湿機能を使う場合には、冷房機能とうまく使い分けましょう。
冷房は「温度」を下げることを最優先とした機能、除湿は「湿度」を下げることを最優先とした機能で、電気代に大きな差はありません。
暑いのでまずは涼しくしたい場合には冷房を、暑いけどジメジメ感が気になるという場合には除湿を使うことをオススメします。

まとめ

冷房費を節約するためには、まずはエアコンの無駄使いを減らす環境作りが何よりも大切です。
その上でエアコンの使い方を工夫し、冷やした空気を無駄にしないこと。
それらを積み重ねることで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
すぐに実践できるワザをご紹介いたしましたので、ぜひ試してみてください。