特長①:断熱性
セルロースファイバーはさまざまな繊維が複雑に絡み合い、空気の層をつくります。 また、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在し、この空気の存在がよりいっそう熱を伝えにくくします。
そして断熱材が本来のパワーを発揮するためには、隙間なく丁寧に断熱材を施工することが重要です。 一般的なグラスウールは現場で切断しながら施工していきます。
壁の中は筋交いや金物、コンセントボックス、配管や配線等、障害物が多数あり スッキリ四角い空間ばかりではありません。
その周囲にはどうしても隙間ができるため、断熱性能が大幅に低下してしまいます。
特長②:調湿性・防露
部屋の湿度が高いときには湿気を吸い取り、湿度が低くなると溜め込んでいた湿気を放出します。 生きている繊維ならではの調湿効果で部屋の中は快適な湿度に保たれ、結露を防止します。
特長③:防虫・防カビ
セルロースファイバーにはホウ酸が配合されており、シロアリやゴキブリなどの害虫を寄せ付けません。 ホウ酸は弱酸性で消毒性を持つため、カビや菌の発生を抑制します。
特長④:遮音性
木質繊維の中にはたくさんの空気胞があり、その空気胞が音を吸収するため、優れた防音効果を得られます。
空気を伝わる話し声やテレビの音、車の音などの騒音をやわらげます。
「隣のオーディオの音がうるさい」「車の騒音で夜も眠れない」「ピアノの音が近所迷惑じゃないかしら・・・」 そんな音の遮断効果を上げるにはセルロースファイバーが最適です。
特長⑤:不燃性・防燃性
セルロースファイバーはホウ素系薬品によって防燃処理された国土交通大臣認定の準不燃材料です。 強い炎でも表面が焦げるだけで、万が一火災が発生しても延焼を防ぎ、有毒ガスも発生しません。
特長⑥:安全性
添加されているホウ素系薬品は医療や食品にも使用され、人体への蓄積や残留がありません。
安全基準に厳しいアメリカで60年以上の実績があり、アメリカの断熱材別シェアでは最も多く使用されています。
特長⑦:省エネ性
細かな吹込み施工で隙間ができず高い断熱性能を発揮するため、冷暖房効率が格段に良く、 年間の冷暖房費は約1/2くらいの節約ができます。 ランニングコストが抑えられ、省エネで経済的に過ごせます。